カテゴリー別アーカイブ: ラオス便り

2017年2月度ラオス便り第4号(シェンクワン視察記録)

視察記録 シェンクアンはるか   桐原 栄美子

期 間  2017年  3月7 日(火)-3月10日(金)

女子隊 ラオス、空路シェンクアン到着、残留不発弾処理センターに直行しました。所長から、不発弾処理に関する映像とお話を受けました。国内の不発弾処理終了にはまだ100年以上がかかるそうです。翌々日に探索と最終爆破処理作業の現場を訪問することができました。メイン道路のすぐ側で民家や畑の点在する小さな村です。女性隊リーダーから作業の流れについて説明があり、血液型と何かあっても自己責任ですと示す文書に署名、探索と発掘現場を見せてもらい、おしまいに500メートル離れた場所から、掘り出した爆弾の爆破スイチを同行者が押させていただき、3ヶ所同時の爆破でした。爆発音の響きは何度聞いても身の縮む思いがします。

危険を伴う作業には、女性の細かく繊細で慎重な能力が必要とされるので、このチーム12名の隊員のうち女性が8名、うち既婚者が6、妊婦さんが1名おられたのも驚きでした。別れ際の話で、家庭を持って働く苦労話ではどこの国の女性も同じで、たくましいものだと思いました。特に日焼け顔の女性隊員の皆さんは美しく立派です。日本から持参したささやかなお土産を渡し、活躍と再会を願ってお別れしました。

たろうの図書館と出会いのふしぎ 楽しみにしていた場所、ゲオバトウ村、ラオスでも一級の僻村の一つでしょう。濃い霧の中3年ぶりの訪問です。20名位の幼児や低学年の子供たちが目をキラキラさせて待ってくれていました。早速図書館の安井さん((モン族民話研究者)が通訳してくださり、サルカニ合戦のエプロンシャターや、輪つなぎ、手洗い教室をしました。窓から覗いていた高学年の子供たちや、乳飲み子を連れた若いお母さん達で、いつの間にか八畳位の図書館はいっぱいになりました。みんなでワイワイ、2時間遊んで、あちこちから頂いた絵本やノート、歯ブラシ、お菓子のプレゼントを渡し、返礼の歌声を聞いてさよならをしました。

昼食は安井さんの定宿である元村長さん宅、おばあちゃん手作り料理をいただきました。裏庭には数年前に亡くなった御主人の墓があり、軒先にはおばあちゃんの棺桶がおいてありました。ご馳走になり、お礼を言うと、「たくさん食べ、たくさん飲み、寝て行け」と言われ。「また来ます」と返事すると、「早く来ないと私はもう年寄りだから居なくなるよ」と即答され、うるうるの別れでした。二日後に不思議な出会いがあるなんて想像もしないことでした。

その日はシェンクアンに帰って市場見物でした。同行者たちは竹カゴの中に入れられて売られている生きたブタやトリを見に行きましたが、私は苦手なので一人ぶらぶらしていました。あまりにも暑いので、米屋の店先の40才ほどに見えるの優しそうな二人の側に座らせもらい、待つことにしました。私が日本人とわかり身振り手振りで会話し、デジカメの写真を見せると、たろうの図書

館や安井さんやゲオバトー村の写真を指さし興奮気味! 直ぐに通訳のミーさんを呼んで話を聞くと、米屋のおばさんは2日前に世話になったゲオバトー村のお婆さんの孫娘で、安井さんの日本名はわからないけどモン族名のパヌンであると言いました。

村に里帰りをした時には子供たちをたろうの図書館で遊ばせたこと、さらに彼女は、「パヌンの知り合いの皆さんはわたしのお客さんだから、歓迎したいのだが今はなにもできないので」 と店先の売り物のお菓子〝あげお焦げ〟を全員にプレゼントしてくれました♪

かのおばあちゃんにしてこの孫娘、モン族の人たちの温かい豊かな心をいただきました。きっと、この素敵な出会いは、たろうの図書館の太朗さんからのサプライズだと、夢見る乙女!である私は信じました。

不発弾授業の参観 田舎の小学校を2つ訪問、不発弾教育の授業を参観しました。ここは今でもが森や林、畑や水田はもちろん、宅地や校庭でも時には危険なクラスター爆弾が見つかるところです。何も知らない子供たちが見つけ、おもちゃにして遊んでいるときに爆発して死傷することが依然起こっています。事故を防ぐため小学校一年生から爆弾についての授業をやっているのです。授業は爆弾の絵と果物やおもちゃの絵を見せて、爆弾はこういうものですと教えています。子どもたちは真剣に先生の質問に答えていました。

参観お礼のあいさつで、同行の一人は、あたま、眼、手と足を日本語とラオス語で黒板に書かせたあと、身振り手振りを入れた即興の歌で「爆弾に気をつけようね、爆弾であたま、眼、手や足をなくさないようにしようね…」と歌いました。もう一人は別れ際に先生たちに「こんな小さい子たちへ爆弾の教育をしないことはつらいですね」と伝えました。ほかに不発弾被害者支援センター、被爆仏像の寺を訪問しました。

この夏、わが家の小さな庭ですが、ひまわりを咲かせたいと思います。お世話になった安井さんが長老からもらったモン族名「パヌン」は〝ひまわり〟だそうです。

以上

不発弾処理現場で

不発弾処理現場で

太郎の図書館で

太郎の図書館で

 

 

 

 

 

 

爆弾で建物が破壊されても仏像が残っているワット・ピアワットで

爆弾で建物が破壊されても仏像が残っているワット・ピアワットで

2017年2月度ラオス便り第3号(ルアンパバン報告)

2017年2月度ルアンパバン組視察報告

1.概要

3月2日(木)~6日(月)全行程5日間でルアンパバンからメコン川の支流のウー川沿いに点在する学校を中心に訪問視察を行った。過去にDEFCが建設した村学校、および奨学金の支援を行っている中等学校である。訪問先では小学校低学年では生徒達との交流が中心で、同行した手しごと屋とつぼみの会の皆様が色々なツールを駆使して交流を図った。中等学校では現在奨学金を支援している学生及び先生方との面談が中心であった。また新たな奨学生選定のための仕事を行った。事前に各学校ごとに試験問題を送って、試験を実施して貰い、解答を受け取った。

学校視察の空いた時間に草木染や藍染の村と工房を訪問し作業を見学するとともに村人が織ったマフラーなどをお土産に購入した。

今回は合計9校を訪問し当初の計画はほぼ予定通りの成果を上げることができた。

総勢28名の視察団の皆様

総勢28名の視察団の皆様

 

校庭で楽器演奏

校庭で楽器演奏

 

 

 

 

 

2.参加者  DEFCスタッフ(通訳含む)、手しごと屋豊橋の皆様、つぼみ会の皆様、それに3月5日から合流したポンサリ組の3名、合計28名。

3.行 程

 3月2日(木) 手しごと屋豊橋15名が首都ビエンチャンに到着、ホテルにチェックイン後市内観光。
 3月3日(金) 午前の便でルアンパバンに移動、ルアンパバンでつぼみの会の皆様6名と合流、午後はタラート(市場)、夜はナイトマーケットを観光と買い物。
 3月4日(土) パクゥー中等学校、ナンバーク中等学校を訪問、帰宅しないで残っていた女子寮の学生たちと面談、領内視察、集まってきた子供たちと遊び、奨学生と面談、奨学金試験解答回収。
 3月5日(日) ナーヤン中等学校、パクモン中等学校、ナムトゥアム中等学校を訪問、奨学生面談、日曜であるが残っていた学生たちと面談、生徒小屋を視察、生徒達と交流。奨学金試験解答回収、ポーンケオ小学校訪問、文房具他をプレゼント、ナーヤン村で藍染草木染工房の見学。
 3月6日(月) ポーンチャル村小学校、ラートコック村小学校を訪問、小学生達と交流、夕刻ルアンパバンで現地解散。

4. 奨学生との面談

各学校で現奨学生と面談を行った。全体的に非常に勤勉なでおとなしい学生が多い。

卒業後は上級学校に進学を希望するが、そのための具体的な勉強なり計画を持っている学生は少ない。自身のことを積極的に発言する学生は少ないが、中には英語で発言しても良いかという学生が居てレベルのバラツキを感じた。

また、中には教師を慕って異動した教師が教える学校に転校したという学生も複数いたのには驚きであった。さらに教師が他校に異動してしまったため、感極まって面談中に涙した学生が居た。この純粋な気持ちに感銘を受けた。以下学生達との面談記録の要点を記す。

・母、叔母二人、本人の四人家族。父が亡くなったため将来医者になりたい。
・モン族で家が遠いため叔父の家で住んでいる。3週間に一度位帰省。実家では焼き畑の手伝いをしている。
・指輪を3つも嵌めている生徒は祖父母と住んでいる。父がビエンチャンに出稼ぎをしている。将来は医者になって祖父母を助けたい。
・奨学金は学校以外の勉強に使っている。卒業後はラオス国立大学で建築の勉強をしたい。
・現在高校4年生。数学、化学、英語が得意。卒業後国費留学で海外で勉強したい。英語の先生が移動して居なくなり悲しい。
・他の高校から転校した。理由は本人は数学が得意で数学の先生が有名なため。
奨学生との面談風景

奨学生との面談風景

奨学生との面談風景

奨学生との面談風景

5. 小学生との交流

手しごと屋とつぼみの会の皆様は、ラオスの子供達に日本の遊びを紹介しようとラオスに出発前に色々なアイディアを出し合って準備をしてきていた。手しごと屋のグループは小学生から大学生それにシニアの方まで正に老若男女が勢ぞろいしており、夫々の経験や創造の知恵を絞って色々な道具を準備して参加して頂いた。圧巻だったのは”あやとり”であった。行たのは小学5年生の参加者である。このために同行の祖母が50本のあやとりを準備しラオスの子供たちに配って遊び方を教えた。子供たち同士であたかも友達のように教えあって楽しく遊んだ。

ハーモニカや樹音、ピアニカなどを使った日本の音楽紹介も良かった。以下交流ツールなどを記す。

・詩吟
・ハーモニカ、樹音、ピアニカ
・折り紙遊び、折り紙の鎖で部屋のお飾り
・あやとり
・唄と踊り
・生徒のお絵かきと身長測定
・ゲームなど
あやとり遊び

あやとり遊び

折り紙の輪で教室を飾った

折り紙の輪で教室を飾った

 

 

 

 

 

 

6. ナーヤン村での藍染見学

藍染工房

藍染工房

7. 反 省 等

ルアンパバンの視察では多くの交流と新しい経験、学びがあった。反省も含めて以下列記する。

・大人数(今回は25名)の同行案内方法の改善。
・奨学生との面談について適切な質問を行うよう改善。
・大勢の子供たちにノウハウを教える場合の指導方法を勉強。
・教師を慕う純真な心を持つ学生達の存在を学ぶ。

8. 参加者の感想など

ラオスの風は温かい 手しごと屋豊橋 参加者

ラオスに足を入れるのは、全員初めてでした。ヴィエンチャンは想像より都会的できれいな町でした。町中世界遺産のルアンパバーン。ナイトマーケットがとても安く楽しかったです。朝の托鉢風景も独特でこれも良し。

いろいろな学校への訪問はそれぞれに衝撃的でした。過去に文字のない生活を強いられてきたラオスの歴史、生活継承の不確かさとスロータイムにびっくりです。世界の大国によっていじめられ犠牲になった(日本も含む)民族。それでも命は受け継がれてきました。植民地化されたらもっと色濃くヨーロッパの文化や知的遺産が残るはずなのにこの国にはあまり感じられない。どういうことなのかと不思議でなりません。しかし、自然と人間の豊さに心あたたまりました。どんな風が吹いて来ようとラオの風は暖かい。

行きたかったタイ・ラオス、世界を見てきなさいと母に背中を押され(抜粋)

手しごと屋豊橋最年少参加者

「狭い世界を見ているのではなくもっと広い世界を見てきて欲しい」という母はそんなことを考えていたことを知って嬉しかった。学校の教室は木などでできていて、とても狭く1つの机に4人くらいぎゅうぎゅうに座っていて教科書は1人に一冊無くて、そんな学校ばかりだったのでびっくりしました。そうしてみると、私たちなんか、とてもいいところで生まれて、とても裕福でお金持ちなんだなと思いました。

ラオスに感動、今の境遇に感謝 つぼみ会参加者

メディアだけから知っているラオスの貧しい暮らし。DEFCに参加することで 教育が受けれない子供がいる環境や状況を知りたいと思い参加しました。

女子寮を見学した時には愕然としました。薄暗い大きな部屋が2段になっていて 粗末な布団のスペースだけが自分の場所。そこに30人の生徒が住んでいる。キッチンとは呼べない場所で地面での調理。日本では考えられない環境に泣きそうになりました。でも彼女たちは美しい笑顔で私たちが持っていったノートや小物を喜んでくれた。

日本の子供にあげても何も喜ばないようなものでも嬉しそうに手を合わせて喜んでくれる裸足でボロボロの服の子供を見たら抱きしめたくなる愛おしい気持ちだけでした。色んな学校を巡りましたが、言葉は気持ちを超えるという熱い体感もできました。ラオスでは自分自身では自分自身で生きていく知恵、強く生きる術、感謝の心、大事にすること…etcを学びました。以前「日本人は生活をお金で買っている。自分自身で生活できない」というのを聞いたことがありますが、その意味がなんとなく分かりました。衣・食・住。どれをとってもお金で買うのが当たり前になっている気がします。

日本とは生活も環境も大きく違いますが、今回ラオスに行ったことでそれぞれの良さを知ることが出来ました。また日本でとても幸せな環境にいることを実感しました。最後になりましたが、DEFCの活動が 恵まれない子供たちの将来を大きく、明るくしていることも目の当たりにしました。学校をつくったり、奨学金を募り大学に行けるように援助したり…。

DEFCからラオス大学に行けるようになった学生の夢も将来のラオスに貢献する素晴らしい夢でした。この経験は私の今後の人生に必ず活きると確信しています。本当に素晴らしい経験を有難うございました。

以上

2017年2月度ラオス便り第2号(3月3日)

愈々本日から北部に移動して本格的な奨学生との面談や試験、学校訪問などが始まります。その手始めに手しごと屋の皆様に私共DEFCのラオス代表のサイサモンさんが経営する小学校の視察を行いました。小学生から中学生まで授業中のクラスにお邪魔してプレゼントの鉛筆を渡し、また飛び入り授業ということでハーモニカの演奏や詩吟の披露などを行い子供たちに日本文化の一部を紹介しました。子供たちの輝いた目がとても印象的でした。

この後飛行機で古都ルアンプラバンに移動し明日からの地方訪問のための準備及び市内観光をしました。15名の団体でとても目立ちます。ガイドが付き添わない無許可の観光ということでポリスが目を光らせて居ることもあり、市内で最大の市場でショッピングを楽しみました。当地のタクシーともいうべきトゥクトゥクに乗りたいという希望者にトゥクトゥクで移動もしました。また夕食後ルアンプラバンのナイトマーケットでたくさんの買い物もされておりました。

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教室で生徒たちにプレゼントの鉛筆を配りました。

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生徒たちと一緒に撮りました

 

 

 

 

 

 

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中学校のクラスでハーモニカの演奏で早春賦を聴いてもらいました。

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中学生の教室では漢字の授業中でした。

 

 

 

 

 

 

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詩吟を披露しました。

2017年2月度ラオス便り第1号(3月2日)

現地活動はすでにポンサリ組が活動を開始しております。遠路はるばるラオスの最北端までルアンプラバンから車に揺られて僻地の学校を訪問しております。

本日はルアンプラバンの学校訪問をされるNPO法人の豊橋手しごと屋様の一行15名をお迎えして明日の出発を前にして市内観光を楽しんで頂きました。皆様は正に老若男女小学生、大学生からリタイヤされた方まで夫々のラオス初日を楽しんで頂きました。

空港に到着後首都ビエンチャンの中心地を通り古いお寺にお参りをして頂きました。お参りは日本語で行いましたが、ビエンチャンの仏様が聞き取ることができたのでしょうか。その後パトゥーサイというパリの凱旋門と同じスタイルの党に行き頂上まで昇りビエンチャンを高いところから眺望しました。その後パトゥーサイというラオスのお寺の総本山を見学しました。ショートパンツを履いた方は神聖な場所を汚さぬようラオス女性が着用するシンを身に着けるよう係員から言われ急造の信者になって拝観しました。隣の涅槃像も拝観しましたがここの涅槃像はどうやら短足胴長な仏さまでした。

最後はメコン川のほとりのレストランで夕食を頂きました。皆様食欲旺盛で見ていてもとても気持ちが良かったです。この夕食会には手しごと屋のメンバーの他にラオスで医療活動をされているJapanハートの方々も一緒になって盛り上がりました。

明日からは愈々ルアンプラバン行きです。

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有名な古寺で全員集合です。

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パリの凱旋門に似たパトゥーサイがバックに聳えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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短足胴長の涅槃像です。

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楽しい夕食会です。

 

 

 

 

 

 

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2016年2月度ラオス便り-3(2016年2月24日)

朝、今回同行された佐野治様(DEFC会員)から嬉しい提案がありました。教育局ブンタン先生が使用しているDEFCが支給したPCが壊れてしまい、先生が困っている状況にあることを昨日知った佐野様からDEFCに対してPC購入資金を支援して頂き、この資金をブンタン先生にお渡し致しました。ブンタン先生は大喜びでした。今後の日本からの支援活動に大いに協力して頂けるものと期待しております。

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佐野様からのPC購入費用を沢田理事から目録をお渡ししました。

 1.コーン村小学校

ここは日本の学生団体SIVIOが建てた立派な校舎がありますが、最近は特に幼児の教室が不足していて村の集会所を使って学習している状態でした。

教室を見て気が付いたことですが、女性教師が乳児を抱いて指導しているのが何とも言えず哀れな気がしました。これがこの学校だけでなくどこの学校でも普通にみられる光景で、これでは指導半分子育て半分の教育になってしまうのでしょう。また、私達のために先生方がココナツの皮を削って一つづつ出して頂きましたが、この作業を生徒がいる教室で先生が行っていることなど、先生を含めて教育に対する姿勢がかなり乱れていると言えるのではないかと拝察します。

最後の先生方との懇談で同行の佐野様からこの点を厳しく指摘されました。校舎がいくら良くなっても教育に対するソフトウェアが貧弱であるとの指摘に対して、ブンタン先生、校長先生からこのような指摘を嬉しく思う、今後改善するとのお話を頂きましたがどうなることでしょうか。

また、教科書を筆記している生徒が居りましたが教科書とノートが90度曲がった状態で書いておりました。鉛筆の持ち方もかなりアブノーマルな感じがしておりました。写真をご覧ください。

子供達に用意した紙芝居のような絵の一部を見せその下に描かれている動物を当てさせるお遊びを行い、最後に生徒達に鉛筆とノートをプレゼントしました。

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幼児を抱きながら指導している先生が居りました。

先生方との懇談でココナツのジュースが出てきました。

先生方との懇談でココナツのジュースが出てきました。

 

 

 

 

 

 

教科書もノートも90度曲がって筆記している生徒。

教科書もノートも90度曲がって筆記している生徒。

紙芝居形式で隠れた動物の一部を見せてこれを当てさせる問題です。

紙芝居形式で隠れた動物の一部を見せてこれを当てさせる問題です。

 

 

 

 

 

 

黒板に算数の計算問題を書いて生徒に回答させます。

黒板に算数の計算問題を書いて生徒に回答させます。

生徒達に鉛筆を配りました。

生徒達に鉛筆を配りました。

 

 

 

 

 

 

2.ナムラー村小学校

10年ほど前に日本の支援団体COSMOSの支援で建設された校舎が手狭になり村人の手で竹の校舎を建築しました。10年前に建てた時には30人ほどの生徒数でありましたが、現在では100人以上の生徒が勉強して居るとのことです。

現在学生団体のSIVIOの支援で信仰者の建設が進んでおりました。私達が訪問した時は丁度昼食のために生徒達が帰宅中であったため、先生に鉛筆200本をプレゼントしました。

日本の学生団体SIVIOの支援で建設が進んでおりました。

日本の学生団体SIVIOの支援で建設が進んでおりました。

10年ほど前に村人達が建てた校舎です。

10年ほど前に村人達が建てた校舎です。

 

 

 

 

3.ナンバーク村高校

ここには昨日お願いした奨学金の選抜試験のテスト結果を受け取りに行きました。高校に到着した時は丁度昼食のための帰宅ラッシュが始まっておりました。オートバイで通学している生徒も多く居り、昨日聞いた無免許で運転している学生が運転していると思うと暗い気持ちになりました。

先生方を待つ間施設を見学していたら、日本の支援で造られた図書館がありました。”HAK ARN”と書かれて読書が好きという意味だそうですが、利用者が少ないため、今では職員室として使われておりました。また、、今朝がたの豪雨で樹の絵だが折れておりました。雨で樹が折れるなんて驚きでした。

昼食のために一斉に帰宅します。

昼食のために一斉に帰宅します。

HAK KAN(読書が好き)と書かれた元図書館、現職員室。

HAK KAN(読書が好き)と書かれた元図書館、現職員室。

 

 

 

 

 

朝の豪雨で樹が折れてしまいました。

朝の豪雨で樹が折れてしまいました。

4.パクモン村小学校

沢田理事と非常に懇意にしている校長先生が喜んで歓迎して下さいました。

ここには日本の学生団体SIVIOの支援で建設された校舎がありました。SIVIOの皆様が街や至る所で募集活動された成果が見事に形になって現れておりました。生徒達には鉛筆をプレゼントしました。

学生団体のSIVIOの支援で建てられた校舎です。現在SIVIOの皆さんはこの地に来ております。

学生団体のSIVIOの支援で建てられた校舎です。現在SIVIOの皆さんはこの地に来ております。

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鉛筆をプレゼントしました。

 

 

 

 

 

 

5.ポンケオ村小学校

ここは昔ながらの竹と板で造られた校舎で奨学生達が勉強しておりました。一つの教室ですが、ここで3学年の生徒が一緒に勉強しております。黒板も3等分して使っておりました。

この校舎で3学年が一緒に勉強しております。

この校舎で3学年が一緒に勉強しております。

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先生役の生徒が生徒役の生徒に黒板を指して答えさせております。

 

 

 

 

 

一つの教室で三学年が学んでおりました。黒板も三棟分です。

一つの教室で三学年が学んでおりました。黒板も三棟分です。

6.ナムトゥアン村中高校

ここには昨日お願いした奨学金の選抜試験のテスト結果を受け取りに行きました。校庭の一角ではラオス政府が建てている校舎がありました。

ラオス政府が建設中の新校舎です。

7.ポンサワーン村小学校

この地域はモン族の居住地域で全体的に学業の成績レベルは高いそうです。

川内ライオンズクラブが5年前に支援して建設した校舎がありました。ここには村人が作ったスベリ台とブランコがありましたがしっかりとした構造になっておりました。

5年前に川内ライオンズクラブの支援で建設された校舎です。

5年前に川内ライオンズクラブの支援で建設された校舎です。

村人が造ったスベリ台です。構造がしっかりしてます。

村人が造ったスベリ台です。構造がしっかりしてます。

 

 

 

 

 

 

これも村人が造ったブランコです。

これも村人が造ったブランコです。

8.クワナー中学校

ここもモン族の居住地域から通っている学生が多いようです。現在日本の学生支援団体SIVIOの支援で建設中の校舎がありました。これは屋根や柱、土台などを村人のお金で建設し、その後をSIVIOが支援して工事を進めております。この校舎の裏に寮があり、これは中学校教師の寮とのことでした。ちょうど部屋にいた女性教師にインタビュをしたところ、一棟に一人で住んでおり、自宅はオートバイで30分かかり、さらに現在研修中のため、無給ということで寮に入っているとのことでした。

 

SIVIOの支援で建設中の校舎です。

SIVIOの支援で建設中の校舎です。

教室内もきれいに仕上がっており真っした。

教室内もきれいに仕上がっており真っした。

 

 

 

 

 

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無給で研修中の中学校教師です。

無給で研修中の中学校教師です。

 

2016年2月度ラオス便り-2(2016年2月23日)

本日から教育局のブンタン先生が加わり、各学校への橋渡しをして頂きました。

本日は6校を訪問し、4校で奨学金選抜試験問題を渡して試験実施をお願いしました。

1.ラートコーク小学校

この小学校はDEFC会員の支援により建設された校舎で小学校1~3年生の生徒が学んでおります。DEFCが前回訪問した時の写真を持参し生徒達に懐かしんでもらいました。また、鉛筆、ノート、フリカケをプレゼントした後、生徒達と風船遊びをして楽しんでもらいました。一時間弱の時間ではありましたがとても暖かい交流が行えました。

DEFC加会員の支援により建設された校舎です。

DEFC加会員の支援により建設された校舎です。

前回訪問した時の写真を観て貰っております。

前回訪問した時の写真を観て貰っております。

 

 

 

 

 

 

みんなで風船遊びをしました。

みんなで風船遊びをしました。

今年の写真も撮りました。次回を楽しみにしてくださいね。

今年の写真も撮りました。次回を楽しみにしてくださいね。

 

 

 

 

2.コクハン村小学校

神戸地区の大学生16名で運営する団体のCHISEが新しい校舎を建設する予定の小学校です。CHISEの皆様は現在ルアンプラバンに滞在し、諸活動を展開しております。

私共の訪問は短時間でしたが小学生達に鉛筆やノート、ふりかけをプレゼントしました。また風船遊びを全員で行い子供達のはしゃぐ姿が印象的でした。

現在の校舎です。

現在の校舎です。

校舎の建築予定地です。

校舎の建築予定地です。

 

 

 

 

 

子供達に熱いメッセージを送りました。

子供達に熱いメッセージを送りました。

3.ナムガー高校

広い校庭に教室の建物が散在しております。奨学生2名、奨学金選抜試験受験学生が9名が私達を待っておりました。ここでも現在の奨学生との質疑応答を行いました。奨学金で教科書の購入、塾で勉強などの費用に宛てているとの真面目な答えが返ってきました。彼らに鉛筆を配布しました。新しく受験する学生は全員寮に住んでいるとのことでした。寮生は約160名が住んでおりこれは全校生徒の22%になります。

この後教室や寮を見て回りました。教室では刺繍をやっている学生が居たので、”これが出来たらどうするの?”と聞いたら1枚3,000キープ(約20円)で売ってお金にするとのことでした。

奨学生との質疑応答を行いました。

奨学生との質疑応答を行いました。

寮で生活している学生と一緒に撮影

寮で生活している学生と一緒に撮影

 

 

 

 

 

 

刺繍で作って3000Kpで売るそうです。

刺繍で作って3000Kpで売るそうです。

4.ナムトゥアン高校

ここは立派な校舎が建設されております。また、総合的に学力レベルも高そうです。奨学生7名が待機しておりました。一部の学生たちとの質疑応答を行いましたが、家族が10人以上の学生が目立ちました。また、二人兄弟の学生は親に買て貰ったオートバイで通学していますが、免許は持っていないとのことで、多くの学生は無免許運転なのかなと思いました。

奨学生達との面談風景です。

奨学生達との面談風景です。

奨学生達です。

奨学生達です。

 

 

 

 

 

 

小学生の皆さんと一緒に撮りました。

小学生の皆さんと一緒に撮りました。

5.ナンバーク高校

ここでは5人の奨学生が待っておりました。彼らの一人一人の写真を撮影し、奨学生選抜試験問題を先生にお渡しし、試験の実施をお願いしました。

奨学生の皆さんです。

奨学生の皆さんです。

彰亜g区政の皆さんと一緒に撮りました。

彰亜g区政の皆さんと一緒に撮りました。

 

 

 

 

 

 

6.ナーニャン中学校

教室に10名の奨学金選抜試験受験生が待っておりました。時間に余裕もあることから、試験問題の内調査票の記入を学生に頼んでみました。A4用紙一枚でしたが簡単な質問ではありましたが生徒は夫々考えたり他の生徒と相談したり、余り積極性が見られなかった感じでした。他の試験問題は明日に実施してもらうよう先生にお願いしました。

奨学生選抜試験受験者に飛び入りで質問しました。

奨学生選抜試験受験者に飛び入りで質問しました。

調査票記入をしております。

調査票記入をしております。

2016年2月度ラオス便り-1(2016年2月22日)

ビエンチャンからルアンパバーンに移動し学校訪問を開始しました。メンバーはDEFC理事3名、DEFCラオス事務所2名、体験希望者2名合計7名のグループです。今回の現地活動の主たる目的が新たな奨学生の選抜試験を実施することにあります。試験問題は国語及び選択で数学と英語です。この問題作りも今までの経験から最もふさわしい内容となっております。

数学と英語は日本の理事が原案を作成しました。国語はラオスの事務所で担当しました。これらを全てラオス事務所のマニーさんがラオス語に翻訳して作成したものです。今回はこの試験問題を合計9校に持参し、時間がある場合は夫々の学校で試験を実施しますが時間が確保できない場合は学校側で試験を実施してもらいその結果を復路で受取ってビエンチャンで採点し合格者を確定する計画です。

パクー高校

ルアンパバーンから車で1時間くらいの所にあります。先生方との面談の後、奨学生9名と新規受験生10名と面談しました。

全員に鉛筆と歯磨き用具一式を配布しました。現在奨学金を受給している4名の学生から自身の状況及びDEFC側との質疑応答がありました。奨学金を受給して勉強が継続してできるようになったこと、寮生活をしている人が殆どでしたが中には三か月に一度帰宅するといった子供もおりました。生徒達はとても真面目な感じでしたが全体的に日本人同様少し緊張しすぎている感じがしました。

今回の活動に同行された桐原理事の支援により建設された女子寮を訪問しました。この量は3室あり一室20名程度の学生が生活しております。寮生達に鉛筆やタオル、カップヌードル、フリカケをプレゼントしました。学生にこれは何時食べるのと聞いてみたら今夜の夕食だとのことでした。

手前側が奨学金受給性8名。 奥が奨学金選抜試験受験の学生10名です。

手前側が奨学金受給性8名。
奥が奨学金選抜試験受験の学生10名です。

先生方に奨学生選抜試験実施のお願いをしました。

先生方に奨学生選抜試験実施のお願いをしました。

 

 

奨学金受給性です。

奨学金受給性です。

奨学金の受給を受けている学生との質疑応答がありました。

奨学金の受給を受けている学生との質疑応答がありました。

 

 

 

 

 

 

プレゼントはジャンケンで勝った生徒から渡しました。

プレゼントはジャンケンで勝った生徒から渡しました。

女子寮の前で生徒に集まって貰いました。

女子寮の前で生徒に集まって貰いました。

 

 

 

 

 

 

 

フリカケもプレゼントしました。

フリカケもプレゼントしました。

全員カップヌードルや色々なプレゼントを貰って満足な様子でした。

全員カップヌードルや色々なプレゼントを貰って満足な様子でした。

 

 

 

 

 

 

女子寮の中の様子です。

女子寮の中の様子です。

炊事場です。

炊事場です。

 

 

 

 

2015年度夏ラオス便り-15(最終回)

9月15日をもって、無事にこの夏の視察とお仕事がおわりました。ながらくこのラオス通信にお付き合いくださりありがとうございました。

今回は中部のタケーク、タバーク周辺と北部のルアンプラバン県、また足を伸ばしてウドムサイ(ルアンプラバンから車でさらに半日)まで視察に行きました。中部では国際学校建設協会(ISSC)の石原様とラオイオンズクラブの佐野様に同行させていただき、情報共有やISSCとDEFCとの関係の発展ができたと思います。北部では学生団体SIVIO様のスタツアに2日間参加させてもらい、大学生たちのパワーや実行力を感じた素敵な時間となりました。そしてふりかけ給食や奨学生たちとの面会、文房具の配布を行いました。今まで訪問したことのない周辺の村や学校にもいきました。どの村の学校も外から何かしらの支援を受けていましたがやはり完璧な学校などどこにもないのが現状でした。サイサモン学校では恒例のお絵かきや、初挑戦のこととして地元大学生の主催するNPOとの共同企画である粘土遊びにも初挑戦しました。子供達はつまようじを使って細かい作業も楽しんでいました。

総括として、色々と反省はありますが皆が怪我や病気などなく、やるべきこともほとんど終えることができました。したがってあまり欲張りなことを言わず、今回のラオス訪問は”良い視察でした”と申し上げさせてもらっても良いのかなともいます。一番大きかったチャレンジは、沢田事務局長の信任のもと私と広報担当の藤沢様と2人でラオスへ渡ったことでした。しかし沢田事務局長からの出発前の丁寧な説明と、現地での藤沢様の経験値や応用力、コミュニケーション力に助けられなんとか全日程を計画通り終えることができました。

ラオスはこれより乾季に入ります。土地によっては寒くなる場所もでてくるでしょう。建設中の道路やダムの進みも早くなると思います。お米の収穫も再来月くらいからでしょうか。そこに住んでいる子供たちが毎日楽しく、よりよい環境で学習、生活できることを願って最後のラオス通信を終えたいと思います。
(インド、ブッダガヤより 松本記)

150910.jpg総集編

 

以上

2015年度夏ラオス便り-14(9月10日分)

ホエイカン村小学校

この小学校は日本の支援団体(DEFC管理)により2011年に建設された立派な校舎がありました。電気もありました。建設後は支援団体のメンバーにより毎年メンバーが訪問し交流を図っているようでした。

ここでは、ノートと鉛筆を配布し、ふりかけ給食を行いました。子供達の元気な笑顔が印象的でした。

150910ホエイカン村小学校

 

 

日本の支援団体が建設した校舎

日本の支援団体が建設した校舎

古い校舎もありました。

古い校舎もありました。

 

 

 

 

 

 

ふりかけ給食の準備中です。

ふりかけ給食の準備中です。

ふりかけが気に入ったようです。

ふりかけが気に入ったようです。

 

 

 

 

 

ノートと鉛筆も配布しました。

ノートと鉛筆も配布しました。


 

コクカン村小学校

日本の支援団体がここに小学校を建設する計画があり、役員の方から確認を要請されて短時間訪問しました。150910コクカン村小学校

 

校舎です。

校舎です。

先生方と確認事項の打合せです。

先生方と確認事項の打合せです。

 

 

 

 

 

この奥に日本の支援団体が校舎建築をする計画とのことでした。

この奥に日本の支援団体が校舎建築をする計画とのことでした。


パクー高等学校

今回の北部視察最後の訪問校です。目的は奨学金受給生6人との面談、交流でした。松本代表から奨学生の皆さんを励ます挨拶と、日本の支援者は皆さんの成長を期待していること、皆さんが書くメッセージもそれに応える内容にして欲しいことを伝えました。

また日本の個人の支援者により建設された寮生達に日本から持参した沢山の衣類とノート、鉛筆をプレゼントしました。

150910バクー高等学校

立派な校舎が建設されておりました(5教室)。

立派な校舎が建設されておりました(5教室)。

先生方との話し合い。

先生方との話し合い。

 

 

 

 

 

 

奨学生たちと。

奨学生たちと。

寮生たちが整列して待っていてくれました。

寮生たちが整列して待っていてくれました。

 

 

 

 

 

 


感想

今回の北部視察はDEFCにとっては例年の行事でありましたが、私にとっては人生初めての経験であり、全てが新鮮で強烈なものでありました。同時にラオスが好きだなどろいう安易な気持ちで取り組んできた自分自身の軽薄さに思い知らされました。

また、奨学金受給生の写真を一年前と比べてみると余りの成長ぶりに驚かされました。彼らが何時の日かDEFCの理念に賛同し、協力者になってくれる日を楽しみにしたいものです。

DEFC前代表の沢田先生がちょうど10年前に”ラオス研究会”(於ビエンチャン)の場で講演の最後に”私のラオスへの原点はこの一枚の写真に凝縮されています”と言って見せてくれた写真がありました。凡人の私にはそれが何を意味することなのか分からずに居りましたが、今回の視察で何となくその雰囲気が分かったような気がしました。感謝です。

以下にその写真を掲載させて頂きます。(藤沢記)

151007img006resize

以上

2015年度夏ラオス便り-13(9月9日分)

ナムカー村小学校

この小学校の訪問目的は、支援の必要性についての聴取、確認にありました。

小学校を訪問した時は既に授業が始まっておりました。打合せ場所が無いため、学校としては授業中の教室で生徒達を別の既に授業をしている教室に移動させ、そこで打合せを行いました。校長先生たちが色々説明をして居りましたが、他の先生方や父兄も熱心に聞き入っておりました。打合せの後、一人の女性教師が私達に同行しているマニーさんに校長先生は色々綺麗ごとを言っているがと言って実情を涙を流しながら訴えて来たとのことでした。

打合せ後生徒達に鉛筆を一本ずつ配布しました。

150909ナムカー村小学校

 

関係者との打ち合わせの要点をご紹介いたします。

村の人口 600人
所帯数 107帯
生徒数 95人
要望事項 校舎建設
外国の奥様方の支援団体が建てた校舎。

外国の奥様方の支援団体が建てた校舎。

古い方の校舎。

古い方の校舎。

 

 

 

 

 

授業風景です。

授業風景です。

 

先生も生徒も皆裸足でした。

先生も生徒も皆裸足でした。

 

 

 

 

 

 

責任者方との話し合い。

責任者方との話し合い。

先生方や村民も熱心に聞き入っておりました。

先生方や村民も熱心に聞き入っておりました。

 

 

 

 

 

 


 

ポンサワーン村小学校

ここは日本の支援団体(DEFCが管理)と海外の支援団体が建設した校舎が建っており、DEFCとしては学校建設支援のベンチマークというか支援の違いをチェックする目的で訪問しました。

ここで、ふりかけ給食を行いました。ふりかけ給食とは、国際本ふりかけ協議会から支給を受けたふりかけを日本から持参し、学校にはもち米ご飯とゆで卵を準備して頂きこれを子供たちに食べて貰うという給食形態で各校の子供達からは歓迎されている一つの行事です。

手を洗うように外に水を汲んだ容器が置いてありましたが、生徒達が手を洗った水が真っ黒に汚れておりましたがこれを全く気にすることなく自分の手を洗っていたのが印象的でした。このふりかけ給食はその場で食べ方を説明し食べて貰いましたが、1教室で3人位の生徒がこれに手を付けずにいる生徒が居りました。後で理由を先生に聞いてみたら、家で家族と一緒に食べるとのことで、その気持ちの意地らしさに思わず大感動してしまいました。

また、洋式の水洗トイレがありました。今回の視察では初めての洋式トイレで驚きました。

150909ボーンサワーン村小学校

 

関係者との打ち合わせの要点をご紹介いたします。

生徒数 238人(本日の出席者:208人)

 

日本の支援で建設された校舎

日本の支援で建設された校舎

古い校舎

古い校舎

外国の支援で建設された校舎

外国の支援で建設された校舎

 

 

 

 

 

 

水洗トイレまでありました。

水洗トイレまでありました。

先生方との打合せです。

先生方との打合せです。

 

 

 

 

 

みんなでふりかけ給食です。

みんなでふりかけ給食です。

給食前の手洗いです。中の水が泥水になってました。

給食前の手洗いです。中の水が泥水になってました。

 

 

 

 

 

 

 


 

ナクシンディー小学校

2013年に日本の支援団体(DEFC管理)により立派な校舎が建設されておりました。この学校の訪問目的は建設後の運用状況確認、およびふりかけ給食による奨学生との交流でした。この給食で面白いことがありました。事前に聞いていた生徒数は35名ということでこの数を準備しましたが、実際には57名も集まっておりました。後で聞いたところでは他の村の生徒達が教室に混ざって座っておりました。給食は先生が生徒の顔を見てより分けておりました。何となく寂しい感じがしました。ノート、鉛筆は全員配布できました。

私達の到着時間が14時位になってしまったため、ふりかけ給食を子供たちに渡し、さらにノートと鉛筆を配布しました。

先生方との打合せは教室の前の石畳の廊下でした。学校側の要請も電気、天井、トイレ、水道等々エスカレートしている感じでした。

150909ナクシンディ小学校

 

関係者との打ち合わせの要点をご紹介いたします。

村民 420人
要請内容 電気、天井、トイレ(現在無し)、水道
立派な校舎です。

立派な校舎です。

オープンスペースで打合せです。

オープンスペースで打合せです。

 

 

 

 

 

 

ふりかけご飯の食べ方を説明しております。

ふりかけご飯の食べ方を説明しております。

ふりかけご飯とノート、鉛筆を配布しました。

ふりかけご飯とノート、鉛筆を配布しました。

 

 

 

 

 

 


 

ナムサット中学校

この学校の訪問目的は2名の奨学金受給生徒の面談、交流にありました。奨学生の生徒の一人が英語で話しておりました。

広い敷地に校舎、寮、先生の寮などが点在しておりました。驚いたのは外国(アメリカ、イギリス、ニュージーランド)の学生支援団体、ラオスの企業から寄贈を受けた校舎がありました。この学校は電気もあり、充実した感じではありますが、学生の寮がとても貧弱なようでした。

昨年の卒業生は43人で、内5人は成績優秀に付上級大学に推薦入学し、残りは専門学校に入学したとのことでした。

代表的な寮は概略下図のような感じです。炊事場は家の中でなく外にあることもあります。食料は週末帰宅時家から持ってきます。中には親たちが建てたものもありました。

150909ナムサット中学校

校長先生との打ち合わせの要点をご紹介いたします。

生徒数 752人
教室16室
DEFCに対する要請 1教室増設。
学生寮の支援。
海外学生団体とラオス企業の支援で建設されました。

海外学生団体とラオス企業の支援で建設されました。

校舎です。

校舎です。

 

 

 

 

 

 

校長先生からヒアリングしました。

校長先生からヒアリングしました。

奨学生と面談しました。

奨学生と面談しました。

 

 

 

 

奨学生と一緒に撮りました。

奨学生と一緒に撮りました。

寮で炊事中でした。

寮で炊事中でした。

先生方の寮です。

先生方の寮です。

 

 

 

 

 

 


 

感想

今回訪問の学校は今まで視察した中では比較的規模も大きく教育環境は他と比べたら良い方ではないかと思います。色々な学校を訪問しみて多くの課題を聞いたり発見したりして、自分の力ではどうすることもできない無力感を味わいました。このような中で唯一の救いは子供達が現状に対して大きな不満も持たずに明るい笑顔で接してくれている姿は実に嬉しく思うと同時に何もしてやれなくてゴメンネと心の中で謝ってしまいます。今後これらの子供達のためにできるだけ多くのことをしてあげなければならないという気持ちをさらに強く抱きました。(藤沢記)

以上